夜尿と二次的な症状
赤ちゃんは皆おねしょをし、幼児期になると徐々におねしょをしなくなっていきます。
この幼児期にみられる夜尿は、まだ発達途上にある生理的なおねしょといえます。
学童期になっても夜尿が続く場合には、神経内分泌系統の発達障害といった体の機能のおくれが認められます。
また、年齢が高くなるにつれて、未熟な体の機能は次第に成熟していきますが、夜尿が続くことによって自信を失ったり、内向的となり、意欲が減退するといった二次的な心身医学的な問題を抱えることにもあります。
心の問題が次第に強まり、夜尿の自立への妨げとなっていくことも多いのです。
夜尿症は必ず治りますが、その治し方によっては、また先々高齢になって老化現象の時期を迎えるとともに、尿失禁や夜尿の問題になりかねないのです。
そのようなことのないように、夜間睡眠中の尿量がほどほどに減って、膀胱機能も安定するようにしていくことが大切なのです。
 うつ病がんばるな！
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