細部から全体を認識する

うつ病がんばらない

細部から全体を認識する

スポンサードリンク
 
うつ病がんばらない自閉症の知識>細部から全体を認識する

細部から全体を認識する

普通、自分の部屋を記憶するとき、まず広さや壁や柱の位置など、全体をとらえています。

次に、本棚やベッドなどの家具がどこにあるかを記憶し、さらに机の上や棚の中に何があるか、といった細部について記憶していきます。

もし、朝起きて、机の上にいつもの本がなくなっていたとしても、自分の部屋であるという認識は変わりません。

しかし、自閉症の子供の場合は、机の上の本が1冊なくなっただけで、混乱をきたし、まして、家具の配置が変わった場合は自分の部屋と認識できなくなり、大変な不安に陥ってしまうのです。

これは、自閉症の子供が、まず細部に注目し、その細部を組み立てて、全体をとらえていくという認識の方法に原因があります。

例えば、1枚の紙を見せられたとき、最初は表面の滑らかさだけを見ており、それが白いと気づくのはそのずっと後で、平らであること、薄いこと、全体が四角であることを先に理解していくのです。

個人差はありますが、自閉症の子は興味や関心の焦点がとても狭く、全体を認識するまでに時間がかかるのです。

うつ病がんばるな!

スポンサードリンク
カテゴリ
自閉症と脳の関係
自閉症の遺伝子変異
アスペルガー症候群の子とは
自閉症の療育方法
自閉症の不適切行動
行動療法の流れ
行動療法のABA(応用行動分析)
療育手帳を活用する
療育手帳で受けられる支援
愛着行動のない子供
名前を呼んでも振り向かない
自閉症の言葉の遅れ
自閉症の子の話し方
音に過敏に反応する
皮膚感覚が過敏
名前を呼んだら振り向く練習
目で見る情報で会話
具体的なスケジュール
ずば抜けた能力の子供
トイレに行く練習
お風呂に入るルール
歯磨きのマニュアル化
自閉症の子の偏食の意味
無理やりに偏食を矯正
自閉症の子は律儀すぎる
仮定や未来の想像ができない
いつもと同じ状態へのこだわり
細部から全体を認識する
友達を作るのが苦手
集団行動と子供の社会性
自閉症の子の学校選び
自閉症の学校の環境
時間割を詳細に決める
自閉症の学習能力を伸ばす
集団生活のルール作り
自閉症の子の遊び
自閉症の睡眠障害や虫歯
気持ちや意思を表現
表情と感情を理解する
パニックにはまず安全確保
パニックの原因は不安や緊張
ルールを守る生活が得意
思春期の体と心
言ってはいけないことを教える
友達を作ること
思春期の性
性教育は必要
いじめられている自覚
いじめの防止は周囲の協力
就職か進学かを検討
社会能力はお手伝いから
褒めることで伸ばす
余暇の活動でリフレッシュ
人とかかわり合いを作る
問題行動の原因と無視
問題行動の原因を見つける
臨床心理士と言語聴覚士とは
自閉症の特性と事件
自閉症の犯罪を未然に防ぐ
自閉症の精神障害
自閉症のうつ病の症状
発達に合わせた自立
自閉症の子の兄弟姉妹
自閉症の兄弟姉妹の協力
地域に交流して支援を得る
自閉症の外出の危険
高校や大学への進学
自閉症の特性にあった仕事
自閉症の就労を支援する施設
職場での対人関係の調整
Copyright (C)うつ病がんばらないAll Rights Reserved
免責事項
当サイトの情報を利用してトラブル等が発生しましても、管理人は一切責任を負うものではありませんのでよろしくお願いいたします