死について教える
アスペルガー症候群の子供は想像するのが苦手で、死についてもうまくイメージできず、理解していないことが多いのです。
そのため、死を理解しようとして身の回りにいる動物を殺してしまうようなこともあります。
また、自分が死ぬとどうなるかがわかっていないために、何か辛いことがあると、すぐに自殺を考えてしまうこともあります。
アスペルガー症候群の子供には、死とはどういうものか、死ぬとはどうなるかなどをしっかりと教えていかなければなりません。
葬式などがあったときや、ペットにしている動物が死んだときなどは、死について説明する良い機会です。
また、思春期に入って、さまざまなストレスや悩みが重なって自殺を考える子供がいます。
これは死にたくなるほど苦しいことがあるから、何とかして欲しいというメッセージで、この場合には、死にたくなるほどのストレスや悩みについて、一緒に解決方法を探し、同時に死んだら二度とこの世界に戻って来れないことを伝えます。
「がんばって」という言葉は使わないようにします。
おそらくその子は十分にがんばっていて、がんばっても辛いから死にたいと思いつめているのです。
うつ病がんばるな!
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