褒める子育てが必要
子供を育てる方法には、２つの方法があり、１つはできないところに注目し、ダメ出しをする減点法と、もう１つはできたところに注目し、励まして伸ばしていく加点法です。
アスペルガー症候群の子供は、定型発達の子供と比べ、上手にできなことがたくさんあり、もし減点法で子育てをすれば、ダメ出しばかりされて、子供はほとんど自信をなくし、自己評価を低め、自尊心も低下していきます。
アスペルガー症候群の子供は、特にダメ出しされると自分が拒否されたように感じる傾向が強く、定型発達の子供より繊細で打たれ弱いところがあるのです。
ダメ出しに対する反発から、暴力に訴えることもあり、暴力の背景にあるのは怒りで、その怒りは、いつもダメ出しばかりされるダメな自分に向かうこともあります。
自分に対する怒りは自傷行為や、さまざまな精神症状、身体症状となって現れます。
加点法で褒める子育てで育てられた子供は自己評価が高くなり、自信が生まれ、自身がつくと周囲へのかかわりが積極的になり、学ぶ姿勢も前向きになります。
アスペルガー症候群の子供に必要なのは褒める子育てで、褒めるときには子供がわかるような言葉で褒めることが大切で、遠まわしな褒め方では、褒められていると理解できません。
 うつ病がんばるな！
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