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夢の内容と現実の生活
夢はレム睡眠という睡眠状態に起こる心の面の現象と考えられ、特に視覚イメージが中心となったものです。
レム睡眠の脳は軽くまどろんだ状態ですが、外界からの情報が物理的に遮断され、鼓膜から内耳に音を伝える耳小骨のつながりがゆるんでいるために、鼓膜がいくら振動しても内耳には伝わらず、音としては聞こえません。
目の瞳孔も縮小し、光の情報も入りにくくなります。
脳から筋肉への運動指令も遮断されるため、体を動かそうとしても動けない金縛り状態になっているのです。
気持ちの問題と夢の内容については、まだまだわからないこともあり、なぜ昼間の生活の中では考えもつかないような奇妙なストーリーとなるのか、無意識が何かを知らせようとしているのか、何かを予言しているのか、ストレスや気分と夢の内容は関係するのか、などです。
悪夢と関連して、金縛りを感じる人もいます。
脳は目覚めているのに、レム睡眠に特有な脳からの運動指令を遮断する仕組みが働いてしまう場合に金縛りを感じ、このとき、夢体験を伴います。
寝室に誰かが入ってくる、体が宙に浮き上がるとか、何かが胸の上に乗っている、といった夢です。
金縛りが起きてしまったら、あせらずに意識的に目を動かすことが早く抜け出す助けになります。
 うつ病がんばるな！
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