睡眠薬の副作用

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睡眠薬の副作用

現在用いられている睡眠薬は、安全ですが、副作用が全くないわけではありません。

副作用としては、日中の眠気、疲労感、注意力の低下などがみられます。

その他、運動失調や一過性の記憶障害などが起こることがあります。

こうした副作用は、次のようなベンゾジアゼピン系睡眠薬のいくつかの作用によって出現します。

@持ち越し効果

不眠症の人が睡眠薬を服用したときに、最も多くあらわれる副作用で、睡眠薬の作用が、起床時や起床後もしばらく持続する現象です。

日中の眠気やぼんやり感、脱力感、頭重感、倦怠感、ふらつきなどを伴います。

A記憶障害

ベンゾジアゼピン系睡眠薬には、健忘作用があり、多量に飲むと記憶障害があらわれることがあります。

アルコールと睡眠薬を同時に摂取しても、記憶障害がみられます。

記憶障害というのは、就寝前の服用後から起床時まで、あるいは翌朝目が覚めてしばらくの間、その間の出来事を覚えてないといった症状です。

ただし、睡眠薬が体内から排泄されると、記憶は正常に戻ります。

また、睡眠薬を飲むと頭がぼけるなどという話がありますが、これは誤解で、記憶障害はあくまで一過性の副作用です。

B筋弛緩作用

高齢者になるほど、副作用として筋弛緩作用があらわれやすくなります。

高齢者の場合、睡眠薬を服用後にふらついて転倒し、骨折することもあるので、服用後はただちに就寝するなどします。

C奇異反応

ベンゾジアゼピン系睡眠薬ではほとんど起こりませんが、ごく稀に奇異、奇妙な行動がみられることがあります。

上機嫌又は攻撃的になり、抑制を著しく欠く行動をとったりします。

これは睡眠薬の投与によって、不安や興奮などが高まった結果起こります。

うつ病がんばるな!

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