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統合失調症の不眠
統合失調症もまた、気分障害と同じく睡眠障害を伴います。
統合失調症は、幻覚や妄想などの症状を特徴とした、脳の機能の障害による病気です。
症状は大きく分けて、幻覚や妄想が活発に見られる陽性症状と、行動や意欲が非活動的になる陰性症状の２つがあります。
思春期や青年期に発症することが多いのですが、中高年の発症も珍しくはありません。
また１００人から１２０人に１人が発病するとされています。
統合失調症の人が、発病の初期に訴える症状は不眠で、やがて症状が進んで、幻覚や妄想が現れるようになっても不眠は持続します。
統合失調症の睡眠障害の典型は、深い眠りであるノンレム睡眠が非常に少なく、また中途覚醒が多いのです。
原因として、統合失調症の人は、日中過覚醒状態にあって、集中困難などの認知の障害が発生します。
ある事柄に集中できないとか、注意があちこちに分散するといった状況が起こるため、他者を意識しすぎる過緊張によって不眠があらわれている可能性があります。
 うつ病がんばるな！
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