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筋肉を弛緩させて不眠治療
漸進的筋弛緩法とは、筋肉を体系的に弛緩させていきます。
前腕、上腕二頭筋、首などの筋肉をわざと収縮させ、緊張を保つようにして、その感覚を覚えてもらいます。
次に筋肉を弛緩させるようにしますが、このとき筋肉の緊張がどのように和らいでいくかの感覚を意識します。
さらに全ての主要な筋肉、腕、顔、首、肩、上背部、胸部、腹部、下背部、臀部、大腿、下腿、全身の順で、この手順を繰り返すことをします。
全身の筋肉を順にキュッと強く緊張させた上で、ふっと力を抜いて弛緩させます。
これによって、睡眠の障害となっている持続性の筋肉の緊張を和らげる方法を体得することができます。
漸進的筋弛緩法は、１日２〜３回行い、１回に１５〜２０分かけて、最後は就寝前に行ないます。
筋の緊張の高まった状態と、弛緩した状態と、その差を明確に認識できるようになってきます。
その結果、自分で緊張を解くことが可能になり、就寝前に筋肉の緊張が失われて、入眠が促進されます。
 うつ病がんばるな！
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